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二月花形歌舞伎 第二部 女殺油地獄

今月は旅行を予定しているので観劇は自重しようと思い、あえて公演情報をチェキしないように気を付けていた。
…んだけど、先週ついついチケットgetしてまった。

二月花形歌舞伎 第二部 女殺油地獄
20110209-1.jpg
蜷川実花さん撮影のポスターが素敵過ぎる(*´ェ`*)♥
↑はケータイで撮った写真故、色彩の鮮やかさが撮り切れず残念なところだが、関連サイトに行けばその美しさを実感できることかと!

染さんと亀さんの共演をナマで観るのは初めてかΣ(゚Д゚)!
こちらのおふたりと言えば、個人的にまず思い出すのは「決闘!高田馬場
チケとれなくて映像でしか観れなかったけど。

平日で銀座、しかも開演が18:30…。
横浜(関内)から路線検索すると

17:38関内発→18:22京橋着

ゴリゴリのタイムトライアルである(^▽^;)
しかも有無を言わさぬ定時ダッシュが求められる。
(ウチの定時17:30デス)
朝雪降ってたしどうなることかと思ったけど、午後からは晴れてきて、事情を知った同僚が時間を気にしてくれたのでバッチリ間に合った~(*´∀`人)





























さてさて。チケが取れたのは夜の部。
染さん、亀さん、殺人劇。
その3つのキーワードがこのチケgetの決め手であった…というか…その3つ揃っちゃったら多少の無理してでも観に行くでしょう(゚Д゚)!?
タイトルから滲み出ている「おどろおどろ感」がどのように表現されるのかが楽しみ(*・∀・人)❤←ヲイ

原作は近松門左衛門の浄瑠璃でお話は実際にあった事件を元に作られている。
義太夫の語りをがんばって聴きとらなきゃだ(`・ω・´) ←そんなレベル

で、まず最初に総括した感想を述べてしまうと…。
序幕~二幕は…ぬるめ。
三幕は…ヤバいΣ(*゚ェ゚*)!!
三幕を楽しむ為の布石としては前半も大事だけど、個人的感想は三幕に集中してしまう。

全体の流れ的には…
主人公である与兵衛(染さん)の駄目人間ぶりと、その人格形成に至った家庭環境、三幕で殺されてしまうお吉(亀さん)の真人間ぶりを前フリとして序~二幕で。
そして、三幕ではメインディッシュ(←ヲイ)の殺しの場面からその後与兵衛がお縄を頂戴するところまで。

とにかく、お吉が殺されるシーンが壮絶。「豊嶋屋油店の場」
現場が油屋さんなので油桶をひっくり返してびっちゃびちゃになりながら刀を振るう与兵衛、そして逃げるお吉。
別間で泣いているお吉の子の声と狂気の想像を掻き立てられる義太夫の語りをバックにたっぷり時間をかけてこのヴァイオレンスなシーンを表現していた。
終始鳥肌モンである。
「悲しい」でもない、「怖い」でもない、勿論「嬉しい」でも「感動」でもない、何と言う感情なのか分からないままに滂沱。
「なんかよくわかんないけど、スゴすぎて目から汁が出てきた。」ってのが一番近い表現かも。
家に帰ってから調べてて知ったことなんだけど、あの「油」として使われていた透明の液体…ただの水じゃなくて糊の入った水(フノリと言うらしい)だったのか…。
油でリアルにすべるのは安全性に問題があるのだろうし床の掃除も大変そう。
水にしては床に落ちる時重量感のある音がしてた…ような気がしなくもない。←うろ覚え
でも染さんも亀さんもホントに油をかぶってのたうち回っているように見えたし。
他の場のきっちり焚いていた照明とこのシーンだけぐっと絞った照明との対比もぞくっと感↑↑。

場は変わって「北の新地の場」
ステージ下手に簡易版花道が設けられていたし、役者さんが客席通路を使う演出はないだろうなぁ…と予想していたのだが、ここで来たかっΣ(゚Д゚)
客席中央よりやや後ろ寄りに通っている通路を前にした最前列どセンターの席に座っていた為、与兵衛役の染さんが目の前でお客さんにカラむ様を堪能。
カラみの手がきみまろ調(←お客さんをぺんぺん草呼ばわりしたり)だったり、まさかのねずっちネタ(←例の「整いましたぁ!」)でつい先程までの寒気を帯びたシーンをぶっ飛ばすユルさ。

序幕から、女にうつつを抜かして放蕩三昧、気に入らない奴には喧嘩をふっかけるし、叔父には迷惑をかけて家族には暴力もふるう。でも立場が上の人相手にはコソコソ逃げ回る。挙句の果てに親切にしてくれたお吉を殺して金を盗んで逃げるような…もう、どーしようもない駄目人間。
…の役のはずなのに、目の前で愛想をふりまいて行ったり来たりする与兵衛の屈託ない色男振りにうっかり目を奪われてしまうのである。

でも、そういう人ってリアルにいるよなぁ…。
自分なんかは、うっかり目を奪われることがあったとしても「いかんいかんっ」と正気を保てる部類の人間(だと思ってる)だけど、そこで「この人だって良いところあるの」ってずぶずぶのめり込んじゃう人なんかがDVとか受けてボロボロになっちゃうんだよねきっと。

与兵衛の義父と母だって。
アンタらのその甘やかしがアイツをダメにしてんじゃんっ!!ってツッコまずにはいられないよ。ノ▽`;)

でもって、お吉さんのような「怒ってくれる人」ってのはホントに貴重な存在。
自分もそうありたい…と思う事はあるけれど、まさにお吉さんのように親切心を裏切られる結果が目に見えていると、つい自分可愛さで尻ごみしてしまう。
被害が及ぶ危険を察知して回避しているという言い訳は、カッコ良いもんではないと思いつつ…(´・ω・`)
せめて、自分を怒ってくれる人に対しては真摯に受け止められる人だありたいもんだ。

…と、このお話は現代にも多々通じるものがある、というか、いつの世も人間って同じことを繰り返しているんだなぁ…なぁんて思うわけだが、だからこそいつの世も客の心を捉えて離さないんだ…とも言えるわけで。

そういう風に感じる演目って少なからず観てきたし、それだからこそ観劇は止められないんだなぁとつくづく感じた。

Σ(゚Д゚)!なんかとりとめない感情をだらだら書き綴ってしまった。

最後に本日のうまうまおやつ(*´ェ`*)
20110209-2.jpg
空腹で観劇すると、シーンと静まり返っている時に限っておなか鳴るので定時ダッシュでの観劇ではおやつが必須アイテムである(゚Д゚)b
ホントは昨夜の残業で食べ残ってたプリッツを持ってきて食べるつもりだったんだけどすっかり忘れてしまっていて購入。
1袋500円と割高だったけど、ごまの風味と中のお豆の歯ごたえが超私好み(*´∀`人)
食べ残しを家に着いてからプログラムや他の本読みながら完食してしまった~ノ▽`;)

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twitter / _pione

当ブログのタイトルは
元気のもと
(Source of Energy)
という意味を込めたつもりが
up主まさかのスペルミスによって
『Sauce of Energy』
としてしまいました。(ドジ

でもまぁ…
間違ったスペルのタイトルも
結構気に入っているので
そのまま使ってます。
詳しくはこちらで 解説してます。


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